『手の巻き爪』のことはそんなに難しいことではないのでご安心を。とはいえ、『手の巻き爪』 については、案外よくわかっていないことも随分いろいろあると思います。あなたの理解のためにお手伝いさせて下さい。

巻き爪は、爪が横に巻いていってしまう状態で、陥入爪は、爪の角が皮膚に刺さって炎症が起こってしまっている状態とされています。しかし痛みも少なく、手術と違って血を見ることも無いため、やはり巻き爪の治療法としては人気です。巻き爪は、ひどくなると、まるでトランペットのように筒状に円くなってしまうこともあります。それなりに期間がかかるため、根気のいる治療法ではありますが、術後は巻き爪だった部分も綺麗に元通りになっているでしょう。一時的な処置ですが、コットンパッキングという方法があります。もちろんそれだけでなく、水虫などといった様々な疾患にも効果がありますので、いつも清潔にするのに越したことは無いでしょう。

機能的な面だけでなく、過去から近代において爪というのは、ファッションなどというような文化的側面でも注目を集めることがあります。先に述べた通り乳白色をしていますが、これは水分を多量に含んでいるのが原因です。爪は出来るだけマメに切るようにし、お手入れを怠らないようにしましょう。炎症を起こした患部から細菌感染することもあるため、放置しておくと症状は悪化の一途を辿るばかりで、最悪の場合は爪そのものを剥がさなくてはならなくなります。そこまで放置しておく例は稀だと思いますが、可能性としてゼロではないのです。こまめに爪を切り、ヤスリなどで形まで整えている方というのは、滅多に巻き爪を発症しません。

巻き爪用の爪切りは、足の爪を切る時だけに使用したほうが良いでしょう。爪の幅を狭くする方法です。爪半月（つめはんげつ）とは別名をルヌーラともいい、爪の根元にある乳白色の半月形の部分のことを指しています。陥入爪にならないようにする効果もあるため、痛みを避けたい方にはオススメです。ワイヤーの先の余る部分は切り取ります。こればかりはどうしようもありませんが、爪の形が巻き爪になりやすかったり、爪が軟らかかったり薄かったりすることによって、巻き爪になりやすくなります。

深爪だと、爪の両端が、爪の周りの肉（軟部組織）に食い込みやすくなるわけです。巻き爪を手術によって治療する方法もあります。とはいえ、この横部分というのは本当に切りにくく、手の指で皮膚と爪を少し離れさせるなどしないと切れません。確かにハイヒールを履きこなす女性は格好いいですが、無理をさせている代償は必ず形となって現れてきます。巻き爪の矯正方法のひとつにワイヤーを用いた方法があります。本当に稀なケースですが、最悪の場合は足指を切断しなければならなくなる可能性も出てきます。

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