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軽度であるほど治療期間は短くなりますが、重症だと一年近くかかってしまうこともあります。特に巻き爪になりやすいのは、爪の左右が尖ったまま残っている状態で、皮膚を傷つけやすいため危険です。それなりに期間がかかるため、根気のいる治療法ではありますが、術後は巻き爪だった部分も綺麗に元通りになっているでしょう。そのため、巻き爪を悪化させやすいとされているわけです。陥入爪により、爪が皮膚に刺さっていると、炎症・感染の危険性があります。腰痛なども悪い姿勢で歩くことから始まる場合もありますので、正しい姿勢で歩くことによって、巻き爪の予防と同時に改善させるようにしましょう。

特に炎症期で出てくる症状は自覚症状に乏しいため、放置されがちです。成長期には特に見られるケースで、足が大きくなっているのに我慢して小さいままの靴を履き続けると、足の指先に負荷がかかって巻き爪になりやすくなります。治療するにしても非常に難度が高く時間もかかりますが、それでも治療しないことには良くなりません。マチワイヤーとはまたの名を超弾性ワイヤーといい、どれほど折り曲げても真っ直ぐに戻ってくる特性を持った細い形状のワイヤーの名称です。但し、痛みが無いと言っても徐々に巻き方がキツクなってきた場合などは歩き方や爪周囲の環境があまり良くない状態にあり、いつ痛み出すか分かりませんので要注意です。通常の爪きりに付いているやすりというのは、巻き爪に対処することを想定して作られているわけではないため、巻き爪を削るのにはあまり適していません。

爪部分を強打することによって巻き爪になる場合があります。この治療には数ヶ月以上の長い期間が必要となってきます。ヤスリなどで爪の形を整えるのは外観のためだけでなく、巻き爪などを予防するためでもあるのです。また爪が剥がれてしまう理由としても、爪甲が伸びすぎたことが挙げられることも多くあります。といっても、それほど高いわけではありません。巻き爪になったら、矯正治療を念頭に置いておくと良いです。

爪は身体の異常を教えてくれる、警鐘のような役割を果たしてくれることもあるのです。マチワイヤーの矯正力はそれほど優れたものであるため、出来ることならマチワイヤーで矯正したいという医師も多いようです。そのため、少しでも足元に違和感を覚えたらプレーを一旦中断し、靴などを脱いで確かめてみるのが良いでしょう。巻き爪の治療方法として代表的なものは、やはり矯正治療でしょう。水分や汗をこまめにふき取ってクリーンアップしていくのです。痛みも激しく、通常の歩行さえ困難になり、自然治癒することは決してありません。

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